| 海抜789m、連なる峯々を越え三河の平野に聳えたつ本宮山。古より三河國一宮と崇められて来た砥鹿大神が鎮まります霊山である。 |
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本宮山(長山登山口)1丁目
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徳川時代に建立の大鳥居有。高さ4.83m、幅2.75m。古くより本宮山表登拝道の登山口として、最も多くの利用があり、敷地538u、明治31年神社境内地となる。 |
6丁目白山
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6丁目東側の尾根を白山と称し、ここから参道東側に移る。白山の名称の由来は不詳であるが1月6日本宮山宝印祭の肉地は、白山の赤土を正月奥宮に献じた橙の汁を以て混ぜ合わせるとされ、現在も踏襲されている。 |
| 11丁目炭焼き道 |
江島駅より炭焼き部落よりの登拝道がここで表参道へ合流する。小丘ありて1丁目よりの休憩に適している。 |
| 21丁目 |
1丁目よりここまだは尾根の東西の中腹を登るが、これよりいよいよ尾根道となる。長山松源院道もここで合流する。古くは小広場があって多くの人が休憩所としたところでもある。昭和29年ここまで林道が開通した終点として利用され、現在は更に延長されている。 |
馬の背岩
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25丁目から28丁目までを古くより馬の背と称し、登山道中の難所でもある。尾根の岩場を1歩1歩踏みながら登る。登山道中眺望のよいところで、登り切った28丁目手前は休憩するに最もよいところである。 |
| 日月岩 |
28丁目東の上方に大きな岩があり、これを日月岩と称する。岩の表面に「日月」の文字が見え、この字を小石で書くと習字が上達するという説があり登山の児童が書き常に石面に日月の字が浮き出ていた。 |
| えびす岩 |
33丁目から35丁目付近より谷を隔てて正面に大岩石が屹立してみえる。この岩を「えびす岩」・「えぼし岩」・「行者岩」と称する。えびす様の頭に似ており、そのえぼしとも見えるところからこの名前があり、また若行者がこの岩の上で修行したとも伝えられる。この岩から東方天狗岩までの直線が神社境内の界となっている。 |
| 37丁目 |
本宮山奥宮境内入口である。これより頂上まで神域として慶長の昔から保護されている。石鳥居あり。昭和12年名古屋市の青木鰹節店の寄進である。西側の「みそぎ谷」から清水を引いて登拝者の利用が多い。とくに夏期には麓より唯一の清水である。 |
| 山姥の足跡 |
39丁目付近の岩場に「山姥の足跡」と称する岩がある。岩石の平面に大小つのくぼみがあり足の形をなす。古くにここと石巻山とを山姥がまたぎ豊川の水で髪を洗ったという。登山者はここへ足を入れると疲れを軽くすると伝えられる。 |
| お清水 |
42丁目に「お清水」と称する手水舎あり。昭和4年頃改修現在に至っている。地下水を引いたもので年中涸れることなく特に夏の冷ややかな水は登拝者が涼を味わう。 |
| お杉ブロ |
42丁目から47丁目の間の美杉である。伊勢湾台風により半数が被災したるもなお中央部に樹齢数百年の杉がある。古くより「お杉ブロ」と称し親しまれている。ブロとは大きく、深く包み込むように茂った林を称し、ホロとも言う。古語に真秀良とか真保呂とかの用語があるように立派な秀れたと言う意に用いられる。 |
| 相生の杉 |
43丁目付近に相生する杉の大木である。樹齢数百年、根株は一つで並び立った杉で、また夫婦杉とも称す。 |
四十五丁目
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長山口と東上口の登拝道合致点である。熊笹の尾根で石の鳥居あり。昭和15年奉献老杉の根元に石の道標あり。徳川時代のものと推定される。右長山より一宮道左いなぎ道とある。 |
| 山頂の磐座 |
古代信仰に基づく磐座は各地に現在している。本宮山にも各所に信仰の遺跡として48丁目を越え50丁目に至る間、特に荒羽々気神社、八柱神社の鎮座するところは古代祭祀の磐座として学者や研究者の間で研究されている。 |
| めいめい岩 |
行人岩とも言う。八柱神社前に屹立する。高さ数メートル、昔から岩に手をつけずに尖端まで登り一回りすれば願望成就すると伝えられる。 |
奥宮本殿石垣
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峻倹な山嶺の磐座の頂上に砥鹿神社奥宮が鎮座する。その本殿裏の石垣は造営年代は不詳であるがその構造方式が一般には知られない。城郭研究者によると、山城の形式の立派な石積である由である。 |
| 守見殿神社 |
山頂奥宮北の石垣に沿って鎮座する神社である。大己貴命の和魂を祀る。古くは守見殿と称する外に薬師堂とも称したようである。1月6日宝印祭が行われる。神社特殊神事でこの祭に宝印を頂くと夏の疫病にかからないと伝えられ寒中多くの来拝者がある。 |
富士山遙拝所
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本宮山頂より富士山が遠望される。特に奥宮本殿東側からの姿が1番良いとされ、ここに富士山遙拝所としての立札もある。老杉の間に拝する姿は言い様のない霊峰の姿である。 |
| 山頂神木杉 |
社務所前に御神木と称する大木がある。本宮山の代表的な杉の大木で高さ30m周7.2m位ある、樹齢は昔から千年と言われて現在に至っている。かって、杉の調査研究で登山の信州大学内山教授の説によれば、木曽山系の天然杉の最南端が本宮山で樹齢は千年も適当との由である。 |
県指定の天然記念物
「本宮山の林叢」 |
山頂1帯は杉の大木をはじめ林内には各種の植物の宝庫である。昭和47年愛知県の天然記念物に指定を受け保護されている。 |
| 国見岩 |
奥宮末社岩戸神社の鎮座するところを通称奥の院と呼ぶ、また山麓の住人岩戸と呼ぶ。神道考古学者は磐座と称する。大岩石屹立する岩山である。その1番上に聳立つを国見岩と称する。神話に古く大己貴命このお山に神霊を留め穂の国造りに当たりこの岩上から国見をしたところからの名称である。 |
| 岩戸神社 |
国見岩のところから左右に道が分かれている。左男道、右女道である。その下に岩戸と称する岩石の割れ目がありその奧に末社岩戸神社が鎮座する。岩窟の前は行者の修行の場とされている。 |
丸山
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本宮山頂北側に小灌木の山がある。これを丸山と称する。頂上に本宮山一等三角点がある即789.2mである。宝飯、額田、南設楽の三郡界点でもある。額田側は国有林でテレビ中継局が林立する。一宮側は神社境内でアセビと山ツツジの群生地でもある。山頂付近に大岩石があり古代祭祀遺跡とされている。山頂から四方の眺望良く、本宮山眺望の記はここからくるものである。 |
| モミジ谷 |
山頂神域と丸山と奥の院との間の谷間をもとモミジ谷と称した。雑木地帯で、清水の湧く小谷が二本ありこれを渡る小径があり秋は山頂唯一の紅葉が見られるところであるが現在荒廃している。谷を堰止めて貯水池もある。 |